【雪山登山】残雪の安達太良山を歩き、くろがね小屋泊で岳温泉の美肌の湯を満喫してきた話

※ 当ブログの商品・サービスのリンクにはプロモーションを含みます

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安達太良山

なんとなくアプローチのハードルが高い気がしていた安達太良山。
ちゃんと調べてみると、意外となんとでもなりました。
無事に奥岳登山口に到着し、安達太良山を歩いて、くろがね小屋で岳温泉を満喫するお話です。

アプローチ編はこちら↓
yamarico.hatenablog.jp

あだたら高原スキー場から時計回りにくろがね小屋を目指すルートのGPSログなど

安達太良山は様々なルート取りのできる山ですが、こと積雪期となると、奥岳登山口(あだたら高原スキー場)からのルートを選ぶ登山者がほとんどのようです。
塩沢ルートは、今冬(2019-2020)は橋・道標が撤去され、閉鎖中の為利用できません。


あだたら高原スキー場から登山開始

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あだたら高原スキー場レストハウス

スキー場のレストハウスは、ストーブもあって暖かい。
自販機、トイレなどがあり、階段を上がると食堂やお土産売り場がありました。

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あだたら高原スキー場のロープウェイ特別営業のご案内

3月20日の連休から、土日祝日はロープウェイの運行が始まるようです。

……残雪の安達太良山……。

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準備を済ませたら登山開始。
この日は1本だけリフトの運行がありましたが、下から歩くことにしました。

奥岳の湯の横の道を少し進むと、登山道への分岐があります。

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日焼け止めを塗るのを忘れていて、ここで慌てて塗るなど。
無雪期はあんまりそんなことないんですが、雪山を登るときって2回に1回は「日焼け止め塗り忘れてて、歩き始めて1分くらいで塗り忘れていることに気づく」というのを繰り返しています。なんで……なんで忘れちゃうんでしょうね……。

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思っていたより、かなり雪が少ない……。

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いや、雪なさすぎでは……?

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足元が雪になった!

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と思ったのもつかの間、すぐに土だらけになる地面。

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あまりにも雪が薄い。
くろがね小屋方面と薬師岳方面の分岐でスノーシューを履こうとしている人とすれ違いましたが、まだやめといた方がいいのでは……?と心配になりました。とはいえ先の様子がわかるわけでもなく、「心配になった」ってだけで声をかけてはいないのですが。

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ウソでしょ……と言いたくなる土の地面

おーい…………
わたし……わたしは……雪山に来たつもりだったんですけど……何故に冬靴で土の上を歩いているのでしょうか……?????
さっきのスノーシューの人、やっぱり声をかけておけばよかった。あそこで履こうとしてたってことは、もしかしたらスノーシューデビューだったのかもしれない。ピカピカのスノーシューを泥だらけにする……なんてことになってなければいいのですが。(余計な心配)

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それでもしばらく進んでいくと、少しは雪山らしい風景になってきました。
ちょっとなんというか、GW感ある気もするけれど。

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赤テープがめっちゃ多いし、赤テープがめっちゃ多い。
地域の方?がしっかり手を入れてらっしゃるんだなぁと感じます。

安達太良山は初心者でも安心とよく言われますが、全体的に傾斜がなだらかなのと、入山者が多くて降雪直後でもなければ平日でもトレースがあるんだろうなって気がするのと、この赤テープのおかげでルートが分かりやすいのがポイントなのでしょうか。

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五葉松平

あっという間に五葉松平に到着。もう少し歩けば「ほんとの空」のあの場所ですね。
安達太良山の山頂が見えてきましたが、なんか茶色くありませんかね?気のせいでしょうか……??

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この時点で10時半前。日照もあり、雪自体は緩い感じです。誰か踏み抜いてますね……。

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雪が積もり、気温が上がって溶けてはまた凍ることを何度も繰り返したのか、凍りついている場所も少しだけありました。ちょっとだけ。


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妙に気に入っている写真


ほんとの空の碑(薬師岳)

ほどなくして、薬師岳に到着しました。

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薬師岳

薄雲が出てきてるなぁ。
ここまでの道のり、4人くらい抜いたほかは誰にも会っていません。
人が少ない!そのクセめちゃめちゃ歩きやすい!人気の山の平日登山バンザイ!(ノートレースの新雪を歩きたいという欲求はそんなにない)(たまにはある)

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鐘と安達太良山と石祠

展望台のところには、鐘と石祠がありました。
この鐘、鳴らしてもいいのかな?

晴れた日にサクサクと安達太良山ハイキング。
麓での予期せぬ土歩きを除けば、文句なしのご機嫌案件です!

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誰もいないので自撮りに挑戦

記念写真を撮りたい(誰かに撮ってほしい)のに、人っ子一人やってこない……。あまりにもひとけがないので、カメラで自撮りを試みました。

雪の上にカメラを置く → 失敗。
雪の上に転がしたザックの上にカメラを置く → 安達太良山入ってないやんけ!!!
やり直し → 風が吹いてカメラがズレた!!
やり直し → やり直し → やり直し …… の末の力作です。
三脚持ってくればよかった。


安達太良山を目指す

さてそろそろ出発しようかなどうしようかな、と思ったあたりで、さきほど追い越してきた人たちがやってきました。1人は先に行ったので(この人とは後に再会することになる)、しばらくしてからわたしも出発。
そのときの気分にもよりますが、ソロで歩いているときは、基本的に前後の登山者と近接するのは避けたいんですよね。

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開けた雰囲気の平坦な道を行きます。
出発した時間が遅いこともあるのでしょうが、雪も結構緩いので、ここまでずっとツボ足・ストックで来ていました。アイゼン・ピッケルに変えるタイミングを見つけられずにいます。
というか、ワカンの出番……あるのかな……?

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正面に安達太良山が見える。
こないだの剣ヶ峰山とは真逆の雰囲気の山だけど、雪山ハイキング!って感じで、これはこれでいいものだ……。

下山してくる人がいたので、この先の雪面の様子を聞いてみると、

「しばらくはツボ足で問題ないけど、最後の鞍部を抜けたあたりからアイゼンが必要になるよ。雪の硬さがハッキリ変わるからすぐわかると思う。ワカンは……うーん、お守りみたいなもんかな、使うところはないねぇ」

と苦笑いしながら教えてくれました。
そうか……使うところはないか……。

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さらに進んでいくと、開けた場所に出ました。なんだこれ!
雪原と言って差し支えないんじゃないかな……?

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だんだん踏み跡が浅くなってくる

木々がまばらになってくると、風の影響を受けやすくなるのか、足が沈みにくくなってきたのでこの辺りでアイゼンを装着。

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表登山口・仙女平方面への分岐

道標に応急処置が施されています。

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シュカブラ

右前方に、刷毛で刷いたような綺麗なシュカブラ。

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ガリッガリのクラスト

開けた最後の斜面をややトラバース気味に上がっていくところ、ガリッガリにクラストしていました。強風と最近の昇温によるものでしょうね。ここはアイゼンなしでは歩きたくないなぁ。
風も強くなってきています。

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麓の街並み

振り返ると麓の街が見えます。高いところまで登ってきたんだなぁ……といっても1,600mくらいか。実際の標高のわりに高く感じます。

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雪山っぽい写真を撮りたくて

樹氷的なものは正直ほとんど見られなかったんですが、かすかにそれっぽいものを発見したので撮っておきました。
写真下部の雪面にご注目ください。太陽の光を反射して輝いているのが見えると思います。そう……ガリッガリなのです……。

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表面は薄っすら氷化している
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ガリッガリ
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山頂が近づいてきた

かなり山頂に近いところまで来ました。

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スケートリンク

融解凍結を繰り返したであろう雪のなれの果て、スケートリンクになってるところがあります。これはえぐい。


安達太良山の山頂。あれ……?

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山頂直下

あれ。 
……あれ???
なんか、思ってたのと違うような……?????

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安達太良山 山頂碑

動揺する気持ちをどうにもできずに持て余したまま、とりあえず、頂上に行くことにします。

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まあまあ斜め

左手を見ると、南隣の和尚山が見えます。
この山頂直下の斜面はまあまあの斜度なので、風がなくクラストしていない状態だとしても、ストックよりピッケルの方がいいんじゃないかと思います。

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安達太良山の山頂に到着!

山頂はかなりの強風。この看板をこの状態で撮るの、なかなか大変でした。
ワイヤーで繋がれているので吹っ飛んでいきはしないものの、岩にいい感じにセッティングして、カメラを構える……と、風に煽られた看板がガタガタガタッ!と転げ落ちていく。を、繰り返すこと数回。
 
あ、そうそう、自分の記念写真も撮っておきたい。
 

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自撮りに手間取る人

セルフタイマー30秒で1秒おき10枚とかで撮ったんだったかな。準備してる間にシャッターが切られ始めていたのに気づかず、これはこれで面白いことになったので載せておきます。
岩の上にカメラセットした割には結構上手に撮れたんでは!?と自画自賛。

途中、強風でカメラが転げ落ちそうになって「ヒッ!」となりました。こんな金属の塊をグラつかせるなんて、風……お前……。

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吾妻山方面

本当はスマホアプリで構図確認して撮るとかしたかったんですけど、何しろ風がヤバいことになっていてそんな悠長なことはできず、ほぼカンで撮った割にはいい感じに撮れたと思いません??

真ん中下部の石が存在感醸しすぎですけど。

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安達太良山山頂から牛の背方面

わー……雪がなーい……

今自宅で改めて見ると、これはこれでかなりカッコいいと思います!
思います!が!!
わたしが歩きたいと思ったのは!もっと!白いやつ!!
雪が!!たくさん!!あるやつ!!!

おすすめされていた「牛の背をまわろう」プランはシュルシュルと音を立ててしぼんでいき、山頂近辺でのんびりすることにしました。
いや、歩いたらそれはそれで楽しかったかもしれないけど、これ以上冬靴で土の上を歩くの嫌だったんです……。
 
山頂と、下にある山頂標識の間に、風を避けて休めそうなスペースがあったので、そこで休憩することにしました。

こうしてみるとなかなかの有様。
わたしを安達太良山に駆り立てたツイートから1週間も経っていないなんて信じられない。
 
ふと見上げると、岩から染み出した水が氷柱になっています。
草から滴り落ちる雪解け水?が凍った氷柱も。

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おもしろい氷柱たち

岩から染み出した氷柱は、形成過程で風に吹かれたのかねじれているし、草から下がっている氷柱は風が吹くと草ごとゆらめいて、おもしろいものを見たなーと得した気分に。

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どら焼き

わたし、どら焼き好きでして。というか、餡子が好きなんですけども。
あんドーナツ → つぶあん&マーガリン(パン) → つぶあんデニッシュ ときて、今の流行りはどら焼きです。
山で食べるどら焼きは最高です。
あんパンはあんまり好きじゃない。
 
 
 

くろがね小屋へ1人歩く

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牛の背

ずいぶんゆっくりしたので、そろそろくろがね小屋を目指して出発。

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岩につけられたマーキング大変よく見えますね!助かりますね!!あれ、もしかして今はやっぱりGWなのかな……?

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すったか歩いていたら、分岐を見落としてしまい、気づいて慌てて登り返すなど。
登りは「まだか……まだか……」と思いながら歩いているので見逃すことはあまりないのですが、下りは気を付けなければ。
そんなことをやらかしながらも、ついつい振り返って写真を撮ってしまうのでなかなか進みません。

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あそこのてっぺんから歩いてきました。自分が歩いてきた道を振り返って、「おお、こんなに歩いてきたんだ」と悦に入るのが好きです。
あと、なんか雪山のトレース見るのが好き。

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安達太良山からくろがね小屋へ向かうルートでは、2回ほど谷筋に降りる箇所があります。
「今ここで雪崩が起きて巻き込まれたら、目撃者もいないし、生きているうちに見つけてはもらえないだろうなぁ」
と思い、足早に通過。
大げさに言っているわけではなく、数年前、実際にここで雪崩に巻き込まれた登山者もいるので、慎重に進むに越したことはありません。(歩いてるルートそのものの雪が少なくても、上部の谷筋には雪が吹き溜まりになっていたりします)

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標高を下げる毎に、土の露出面積が増えていく気がする。

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かと思えば、膝まで踏み抜いたり。(これは足を引っこ抜いたところ)

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この辺りまで来れば、くろがね小屋はもうすぐそこ。

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見えた!今夜の宿、くろがね小屋です。

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くろがね小屋の様子

小屋の手前のやや急な斜面を降りていくと……

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小屋の前にある「キケン近寄るな」の囲い

小屋の前には、「キケン」「近寄るな」と警告が貼られた囲いがありました。
周囲の雪はところどころ硫黄の黄緑色になっていて、硫黄臭がします。岳温泉の源泉はもう少し西のはずですが、ここにも温泉が湧出しているのでしょうか。

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今宵の宿に到着です!あーホッとした!

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温度計があるけど見方がわからない……。青いところの下の境目を見ればいいんでしょうか。

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くろがね小屋の扉を入ったところ

くろがね小屋の入り口は二重扉になっていて、2枚の扉を開けると土間があり、正面の扉を入ると小屋の食堂へ、右の扉を入るとトイレへつながっています。
外来でトイレを借りる場合は、必ず小屋番さんに声をかけてから利用する というルールのようです。

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正面の扉を入ると食堂。何人かのお客さんが既にくつろいでいる様子。

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食堂を突っ切って奥に進むと、右手に受付/売店がありますので、ここで受付を済ませます。

くろがね小屋の宿泊料金など(2020年3月現在)

1泊
2食付
1泊
夕食付
1泊
朝食付
素泊まり
冬期暖房料
(宿泊)
日帰り
入浴
冬期暖房料
(日帰り)
大人 6,600円 5,700円 5,000円 4,100円 +400円 500円 +300円

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くろがね小屋利用料金表

詳しくは公式サイトをご確認ください。
www.tif.ne.jp

わたしは1泊2食付きにしたので、6,600円 + 暖房料(宿泊)400円 = 7,000円 。
小屋の宿泊料金が安くて思わず「安っ」と口に出てしまいました。
小屋番さんは
「アルプスの小屋なんかは一泊1万円とかするみたいだけど、ここは小屋番1人でまわしてて、食事も1種類しかないからねぇ。
 小屋番は3人交代でやってるけど、交代で上がってくるときに荷揚げしてて毎日ってわけじゃないし、予約も3日前にはしてもらえないと間に合わないんだよねー」
と仰っていました。
1人で宿泊客の受付、食事の用意、小屋の掃除、在庫管理、トイレの管理 etc. ……数十人の家族を支えるお母さん +α のお仕事といったところでしょうか?想像するだに大変そうです。

くろがね小屋の1日のスケジュール

10:00~15:00 日帰り入浴受付時間
~16:00 チェックイン
17:30 夕食 ※名物のカレー!
~20:00 売店営業時間
~20:30 宿泊者入浴時間
21:00 消灯
6:30 朝食
8:00 チェックアウト ※夏期は7時


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小屋利用時の注意事項など

受付のカウンターに「撮影禁止」のステッカーが貼ってありますが、小屋番さんに確認し、撮影・Twitter/ブログでの公開許可をとっています。
もともとこんなステッカーは貼っていなかったそうですが、「厨房で休憩してるときにその休憩姿撮られたりするから」とのこと。
そんなことする人がいるのか……。

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売店では、山バッジや手ぬぐい・バンダナなどのおみやげ物や、飲み物・カップ麺などが販売されています。
小屋番さんが1人でまわしていらっしゃるということもあり、軽食・昼食などの料理の提供はありません。
くろがね小屋名物のカレーは、宿泊客向けに夕食で提供されています。

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受付の横には、登山雑誌など。

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鈴木ともこさんの色紙も

2017年秋の、鈴木ともこさんの色紙もありました!かわいい!

個人的に、「登山を始めようかどうしようか」と迷っていた時期に背中を押してくれたのが、鈴木ともこさんと鈴木みきさんの本だったりするので、「うわーーーー!!」とひとり盛り上がってしまいました。

悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門

悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門

  • 作者:鈴木 みき
  • 発売日: 2009/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

本屋さんで平積みされていたこの本を買って、読んで、「もしかして、ひとりで登山始めたっていいのでは……?」って思ったんですよね。
このブログを読んでくださっている方は既にバリバリ登山している人が多いと思いますが、もし「興味はあるけど……なんか大変そうだし……」なんて思ってる方がいらっしゃったら、ぜひ読んでみてください。


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窓際では、手作り栽培キットでスプラウト的なものが栽培されていました。

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寄せ書き。もう書くとこないよ!

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「アイゼンなんかはそこに置いてください」とのことで、小屋を入ってすぐ左手のところにギア置き場が。
これ、宿泊人数が多いと置ききれないよなぁ。そういうときはどうしてるんだろう?

くろがね小屋の携帯電話事情

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携帯電話の充電事情

ギア置き場横のカウンターには、携帯電話等の充電エリアがありました。
発電機が動いている17時から、消灯15分前の20:45までは自由に使ってよいそうです。これはありがたい!
まぁ、わたしはACアダプタ持ってきてないので恩恵にあずかってはいないのですが。

携帯電話の電波事情

くろがね小屋は谷間にあるので、基本的に携帯電話の電波は届きません。
基本的には届きませんが、場所や天候?によっては電波が届くことがあります。

その、薄っすら携帯電話の電波が届くことがある客室が、2階の11号室・12号室。
小屋の中で一番山頂側に近いからでしょうね。

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11号室

わたしが指定されたのは、階段を上がって右奥の11号室でした。
既に同室の方は荷ほどきされています。今日この部屋は、わたしを含めて2人のようでした。

実際の電波状況は……と言うと、わたしはドコモのiPhone8を使っていて、曇りの1日目夕方は4G表示のアンテナ1本といったところでした。それも遅い時間になると3G表示になったり圏外になったりしていたので、あまりアテにしないほうがよさそうですね。

まぁ、山なので、そんなにスマホ見なくてもいいと思います。(ヤマテンチェックした後、Twitterばかり開いていたわたしが言っても説得力はありませんが)

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12号室

お向かいの左奥の部屋は12号室。
平日の今日は宿泊者が少ないので、お布団部屋になっていました。

岳(だけ)温泉の源泉に一番近いくろがね小屋の温泉

「温泉は20:30まで何度でも入り放題です。朝の入浴はお控えください」とのことで、部屋に荷物を置いたらまずは温泉に入りたい!
 
……ということで、やってきました、温泉!
くろがね小屋の温泉は、男女別の内湯のみです。

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内湯の入り口

入り口の扉を開けると、流し台が2つ。

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これは飲用可能な水で、自由に飲むことができます。
凍結防止の為、蛇口を閉めてはいけません。
……が、意識して気を付けていないと、なぜか無意識に閉めてしまうんですよね。気を付けよう。

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脱衣所には、かんたんなカゴと棚が。棚は右手に4つと、左手に8つありました。

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扉は、左側にはマジックで「〆切」と書かれていて、右側を開けるようになっています。

ここの脱衣所、風通しをよくしているのか、食堂と違ってなかなか寒い。
早くお湯につかりたい!ということで、いざ温泉へ!

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くろがね小屋の温泉

おぉ、お湯が白濁している……!
……という感動もそこそこに、窓が全開になっていて浴室に入っただけではまだ寒いので、手早くかけ湯を……
 
ぅあっつ!!

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くろがね小屋の温泉は、岳温泉の源泉から一番近い温泉で、湯温は結構熱め。
それがご覧のとおり、ダバダバとかけ流されているので、浴槽の湯も結構熱いのです……。
あれですよね、窓が開いてるの、ちょっとでもお湯冷まそうとかそういうことですよね??
いや、熱めっていうのは小屋番さんから聞いて把握してたんですけど、思ったより熱かった。冬でこれなら夏とか大丈夫なんだろうか。

それでもなんとか全身にかけ湯をして、浴槽へ。
浴槽は、4人くらい入ったらいっぱいになってしまいそうな小さなものです。

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ふぃ~…………(しあわせ)

お湯があんまりにも熱くて浸かれるんだろうか?なんて思っていましたが、浸かってしまえば意外と大丈夫。
冷えた体に熱いお湯がじんじんと染み渡るよう。
とはいえやはり熱めなので、半身浴にしたり、休み休み入るのがよさそうです。

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湯の花がすごい

浴槽のお湯にはびっしりと湯の花が漂っていて、縁にも薄く堆積しています。
蛇口はお水が出ますので、どうしてもお湯が熱かったら水で埋めることも可能。

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お湯は熱いけど、もっと入っていたいなぁ……などとうだうだしていたら、うっかりのぼせそうになりました。
いや~、でもこれはいいお湯だったなぁ。濃かった……。

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正しい温泉利用法

岳温泉は全国でも珍しい酸性泉です。
また、2016年楽天トラベルの「美肌の温泉地ランキング」第3位に輝いた温泉地なんだとか。
prtimes.jp

ランプの宿、くろがね小屋の夕べ

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温泉から上がると、小屋内にはランプが灯っていました。
「ランプの宿」と聞くとなぜか惹かれてしまいますね。

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部屋に戻ると、こちらもランプが灯っていてなんだかいい雰囲気に。

ザックの右側に、床が畳ではなく隙間のある板敷きのようになっているところがありますが、ここは靴入れです。
この板が蓋になっていて、取り外すと靴を入れられるスペースになっています……が、写真を撮り忘れた……。

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こちらは、11号室から反対側を撮ったもの。
写真の左端上部に梯子が写っていますが、11号室・12号室以外の客室は、山小屋によくある蚕棚(かいこだな)になっています。二段ベッドのベッド部分が部屋の床になっている感じのアレ。

小屋の中に乾燥室などはありません。
1階・2階は吹き抜けになっていて、1階にあるストーブで小屋内が暖められるので、階段周りにハンガーをかけて濡れものが乾かせるようになっています。

くろがね小屋名物のカレー

楽しみにしていた晩ごはん、くろがね小屋名物のカレー!
正直日帰りできないこともなかった今回のコース、わざわざ小屋泊まりにしたのは、くろがね小屋の温泉とこのカレー目当てでした。

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具材が大ぶりで美味しい。
サラダやスープなんかはありませんが、おかわり自由です。

今回、くろがね小屋に泊まった人は10人くらいだったと思うんですが、同じテーブルになった5人(わたし含む)は全員カレーおかわりしてました。
美味しかった……おなかいっぱい……。

だるまストーブ

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食後は、さんざん飲んでいた4人くらいのグループは部屋に戻っていましたが、残る宿泊者たちはなんとなくみんなだるまストーブの周りに集まっていました。

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だるまストーブに燃料を入れたところ。

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「このだるまストーブ、建て替えた後も使われるんですか?」
という質問に、小屋番さんは
「いや、これは使いませんよ。もともと、だるまストーブは2年くらいで新しいものに入れ替えてますから」
とのこと。
意外と入れ替えのサイクルが早くて驚きました。

なんでも、くろがね小屋のだるまストーブの燃料は、昔は石炭だったけれど、現在は石炭が手に入らなくなって、コークス(石炭を蒸し焼きにして炭素の純度を上げた、高温で燃焼する燃料)を使っているそう。
「コークスだと石炭より高温になるから、ストーブがダメになるのも早くなったんですよ。割れちゃうんです」

へぇ、そうなんだ……知らなかった。

平日のくろがね小屋の夜は、気ままな登山者同士でのんびり語らいながら更けてゆく

わたしは混んでいる山小屋があまり得意ではありません。
安達太良山にこれまで登ったことがなかったのも、山そのものには登ってみたいなと思いつつ、日帰りのハードルが高そうに思えていたことと、テント場がないことがその理由でした。

そんなわけで、「平日なら空いているのでは?」という気持ちもあって小屋を予約した今回の旅ですが、同じ日に泊まった人たちも似たような感じ。うち3人はソロでした。
夕食時に同じテーブルになった5人でだらだらと話していたら、「普段はテント泊。人が多い山小屋はちょっと……。でもくろがね小屋はどうしても泊まってみたかった!せっかく泊まるなら雪のある冬がよかった!」という人ばかり。
わかります。やりたいですよね、雪見温泉……!!

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半分こにした榮川

ちょっとだけお酒を飲みたいけど、1本飲んだら潰れそうだ……と思っていたら、同じように悩んでいる人がいたので、半額ずつ出し合って半分こにしました。
だるまストーブは上部がそんなに熱くならないので、ストーブの上に缶のまま置いておいても ぬる燗くらいでいい感じに。

人数も少ないのでうるささとも無縁。
みんな人柄のいい方ばかりで、変にマウント取ったり説教したりするような人もおらず、ゆるゆると山の話をして、穏やかで楽しい時間でした。
ときおり小屋番さんも話に混ざったり。
いちばんおもしろかったのは山のトイレの話でした。みんないろいろエピソード持ってるんだなぁ。本にできそう。
 
この後、もう一度温泉に浸かり、体を温めてからお布団に潜り込みました。

くろがね小屋の朝ごはん

いやー、よく寝ましたね……。毛布2枚かぶれば朝までホカホカ。
2日目の朝は天気が悪いことがわかっていたので、ご来光待ちをするようなこともなく、朝ご飯ぎりぎりまでお布団の中でした。
山に泊まってこんなことってあまりないので、かえって贅沢な気分です。

同室の方は、今日安達太良山に登るそうで、早めに支度されていました。
風が多少あっても晴れた日に登りたい人は昨日山頂へ行ってきて、雪が多少降っていても構わないって人は今日登る、という感じです。
今日は風もほとんどなさそうなので、それもありかなと。

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くろがね小屋の朝ごはん

くろがね小屋の朝ごはんも、ずっと変わらないメニューだそう。

こんにゃくとお肉の甘辛煮、温泉卵、たくあん、梅干し、昆布巻き、お味噌汁。
ご飯はおかわり自由です!
今日は山に登るわけじゃなく、1時間半ほど歩いて降りるだけなのに、このおかず、大変ご飯が進む美味しさなんですよね……。明らかに食べすぎなんですけど、またもご飯をおかわりしてしまいました。

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次行くときは、この煮込みに温泉卵をからめて食べてみたい。絶対美味しいと思う。
 
 
 

奥岳登山口へ降りていく

朝食後は食堂でお湯が配られ、みんなコーヒーを入れたりしてしばしくつろいでいました。

下山後は、登山口横にある奥岳の湯に入って岳温泉入り比べをしよう!と決めていて、当初は「早くに降りたところで奥岳の湯は10時からだしなぁ」と思っていたのですが、みんな次々と出立していくので、それを見送りながらわたしも降りるかぁ……と準備。
とはいえ、なんだかんだ8時の出発になりました。

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早朝は風がありましたが、小屋を出るころには止んでいました。山頂方面は小雪が舞っていて霞んでいます。

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降りしきる雪をまるく撮るのってどうしたらいいんでしょう?

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お世話になりました

小屋番さんに挨拶し、お世話になったくろがね小屋を後にします。
小屋撮るのを忘れていて慌てて撮った(だがしかし引き返すほどの情熱はない)ので、思いっきり木がかぶってますね。

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昨日とは打って変わって締まった雪の上を、アイゼンでトラバース気味にサクサクと歩いていきます。

しんしんと降る雪の中、自分がたてるアイゼンの音以外、なにも聞こえない道。
つめたい空気と、帽子やザックに音もなく降り積もる雪。

快晴の山もいいけれど、これはこれで、とても心地のいい時間です。

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20分ほど歩いたところで、開けたところに出ました。勢至平ですね。

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木々が一定方向に斜めになっています。
ここも普段はきっと風が強いところなんでしょうね。

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勢至平分岐。

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ここまで、すれ違った登山者は2人くらいでしょうか。土曜の朝とはいえ、静かな道です。

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ここ、きっと昨日の昼間は石が露出してたんだろうなぁ。

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つづら折りの馬車道と、まっすぐ突っ切る旧道の分岐。
コースタイムに大した差もないのですが、せっかくなので旧道へ。

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笹に囲まれた道ですが、こちらも赤テープがたくさんあり、ルートに迷うようなところはありません。
雪がもうちょっとなくなると泥濘道になりそうだな、ここ……。

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笹の生い茂る狭い道を抜け、広い道に出たと思ったら馬車道との合流地点。

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再び旧道へ足を踏み入れます……ということを何度か繰り返していくと……

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烏川橋

烏川橋に到着。ここまで来れば、登山口まではあと15分かそこらです。
雪も結構薄くなってきていて、先に小屋を出た方がここでアイゼンを外していました。

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広くて歩きやすい道です。スキー場の音楽も聞こえてきたりして、「下界が近づいてきてるなぁ」と人心地がつきました。

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薬師岳方面に向かう道との分岐が見えてきました。
わたしも「そろそろ限界かも……」と思い、ここでアイゼンを外していると、さきほど遭遇した先に小屋を出た方が通り、「もうそろそろ無理だよねぇ」などと言葉を交わしたり。

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とはいえ、お互いソロなので、それぞれのペースで歩いていきます。
この辺りは昨日は雪がグサグサでしたが、今日のように冷え込むと途端に表面が凍り付くので、チェーンスパイクなどがあるといいと思います。12本爪のアイゼンではちょっと過剰。

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9:15、登山口に戻ってきました。

下山後の奥岳の湯

下山後は奥岳の湯!と行きたいところですが、オープンが10時なので、再びスキー場のレストハウスへ。
アイゼン・ストック・ゲイターやオーバーパンツを片付けていると、わたしの後に小屋を出た2人組も降りてきました。
このお二人も、下山後 奥岳の湯 → その後タクシーで岳温泉に行って昼食 → 二本松駅経由で高速バスで帰る、とのことで、岳温泉から乗るバスも同じだったので、岳温泉までのタクシーをご一緒することに。

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奥岳の湯

あだたら山 奥岳の湯

10時になったところで、目の前にある奥岳の湯へ。

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館内は撮影禁止なので写真はありませんが、広々としていて、とても綺麗な温泉でした。
脱衣所は暖かく、鍵のかかるロッカーも無料。
内湯の窓も大きくて、半ば露天風呂のようなのですが、扉を開けて外に出ると解放感あふれる露天風呂もあります!

源泉はくろがね小屋と同じですが、源泉からの距離の差か、お湯の印象はかなり異なりました。
くろがね小屋は白濁していて湯の花がとても多かったのですが、奥岳の湯は透明で、さらりとした肌あたり。
でも、どちらもいい温泉です。

営業日 年中無休
料金 大人650円
営業時間 11月9日~4月17日 10:00~18:00
4月18日~11月8日 10:00~20:00
最終受付 閉館30分前
泉質 単純酸性温泉
pH数 2.5(強酸性)

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岳温泉でソースかつ丼を食べ、お土産を買い、バスが来るまでコーヒータイム

温泉を満喫したら、11時に予約していたタクシーで岳温泉へ。
奥岳登山口から岳温泉まではだいたい10分くらいでしょうか。タクシー代は2,050円、3人で割ると1人当たり683円。

成駒さんのソースかつ丼

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お目当てのソースかつ丼のお店「成駒」さんはかなり人気があるみたいで、天気も決していいとは言えないのに、わたしたちが到着した11時15分ごろには駐車場は満車に。
なんとか席にはつけたものの、その後も続々とお客さんが来て店内で待ちが出ていました。早めに移動しておいてよかった……。

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くろがね小屋の朝ごはんをおかわりした上、大した運動もしていないので、ヒレをご飯少なめにして、「丼にのせて食べると格別」という温泉たまごをつけてみました!

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オーダー後すぐに出てきた温泉卵は、持ち帰りもできるよう綺麗に包んであります。
登山者に配っているというストラップも。かわいい。

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ご飯少なめのオーダーにもかかわらず、蓋が閉まりきらないボリューム。

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破壊力抜群のソースかつ丼(ヒレ)

めっっっちゃ美味しい……!
お肉は肉厚なのに柔らかくてジューシー、衣はサクッとしていて、甘めのソースが絡んで、温泉たまごのまろやかさと合わさって、アツアツで香ばしくて……さいこうなやつ……!!
 
だがしかし、朝ご飯の消化があまり進んでいなかったようで、どうしても食べきれない。
ここは腹ペコの状態で来なければならないお店でした……。

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そんなあなたもご安心を。ここには「もったいない神様」がいます。
 
半分食べて満腹になってしまったわたし、このパックをいただいて、残りの半分を詰め込みました。
そうするとあら不思議、ちょうど1人分くらいのお弁当ができあがりました。
ボリュームがヤバい。
輪ゴムで留めたかつ丼パックをザックに収納するのがちょっと怖い……という話をしていたらご主人がセロハンテープを下さったので、卵パックのようにビャーーーっと周りを封かん。
パックを入れる袋も「もう一枚どうぞ」と2枚くださって、自宅まで無事に運ぶことができました。ありがたいーありがたいー。

岳温泉のバス停と岳温泉観光案内所

成駒さんの目の前は、岳温泉バス停や岳温泉観光案内所などがあります。
バス停の待合室の片隅にザックを置かせていただき、お土産を買うことに。

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玉川屋さんでくろがね焼きを購入

……といっても、行先はバス停のすぐ隣の玉川屋さん。

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店内でいくつか見てみたのですが、定番の(?)くろがね焼きを購入しました。
登山のときのお土産は、車の人は何でもいいんだと思うんですが、公共交通機関勢としては「箱がザックに収まるか?」が気になるので、結果として選択肢は少なくなりがち。
その点、くろがね焼きはちゃんと箱を収納することもできてありがたいです。(入ってる数によりますが)

バスが来るまで喫茶店「ゆめのいえ」でコーヒーを

交差点のはす向かいに喫茶店らしきお店があったので、バスが来るまでの約20分、ここでコーヒーを飲むことに。

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店主がお1人でやってらっしゃる喫茶店。かわいらしい雰囲気です。
本当ならもっとゆっくりしたい感じのお店でしたが、あわただしくなってしまったのが残念。
 
 
 

帰宅の途につく

定刻どおり、バスがやってきました。

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ここのバス停は待合室もあって、乗降場所にも屋根があるので、雪でも雨でも濡れないのがいいですね。

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二本松駅に到着すると、セブンイレブンでホットコーヒーを購入して駅の待合室で電車を待ちます。
タクシーとバスをご一緒した2人は郡山駅からのバスに乗るそうで、ここでお別れ。
またどこかの山で!

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おまけ。帰りの佐野SA(上り線)で食べた佐野ラーメン。
 
 
 

【まとめ】3月中旬 安達太良山の服装メモ

  • 上半身:
    finetrack ドライレイヤーウォームロングスリーブ / MAMMUT Performance Thermal Zip Long Sleeve / ARC'TERYX Atom LT Hoody (ハードシェルは未使用だけど、着ている人も多かった。気温も高くフリースも未使用。)
  • 下半身:
    finetrack ドライレイヤーウォームタイツ / finetrack メリノスピンサーモタイツ / ノースのパンツ / finetrackのシェルパンツ / ORクロコダイルゲイター
  • その他:
    BD ミッドウェイトスクリーンタップ(オーバーグローブは未使用) / ニット帽 / ストック(ピッケルは未使用)/ アイゼン(ワカンは未使用)/ バラクラバは首元につけていたけどかぶることはなし / サングラス(ゴーグルは未使用)
  • この日の安達太良山の天気:
    1日目
    天候 晴れ / 気温 0℃ 〜 2℃ / 風速 10~15m/s(山頂)
    晴れ、夕方にかけて薄曇り。風は山頂付近で強め。
    2日目
    天候 雪 / 気温 -5℃ 〜 0℃ / 風速 1~4m/s (くろがね小屋~奥岳登山口)
    雪、微風。
    今回たまたま使用しなかった装備も、気温や風によって(というか基本的に)必要なので持っていく。

 
 
 

【まとめ】かかった費用

往路交通費
新宿~福島~
二本松~奥岳登山口
3,520円 WILLER高速バス利用
ガスト朝食 659円
行動食 300円くらい
くろがね小屋
1泊2食付
7,000円
山バッジ・お酒 800円 お酒は半分
奥岳の湯 650円
タクシー代 690円 3人で割り勘
バス代 500円 岳温泉→二本松駅
ソースかつ丼 1,450円 成駒
お土産 1,550円 玉川屋
コーヒー 450円 ゆめのいえ
コーヒー 100円 セブンイレブン
復路交通費
二本松~福島~新宿
2,920円
佐野ラーメン 660円 佐野SA
合計 17,800円くらい

 
 
 

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